共通の悪と平凡な狂気
共通の悪を認識した時
人間は自分が悪と同等以上の行動を
選択していることも知らず、
共通の悪に対し、結託して
制裁を加えることに快感を覚える。
どんな人でもそのような狂気を
持ち合わせていることを
忘れてはいけないネ。
どんなに正論を並べても
勝手な判断で制裁を加えるのは
もはやそれは悪でしかない
そしてそれに誰も気づかない。
常識の範囲内の日常の中で
常識に囚われて生きているうちは
他人に危害を加えることが "害" であることを
認知しているし、一定までの感情の起伏や
人間関係に起因する負の感情は抑制できる
それが人間の優れた部分の一つでもある。
けれど一旦その均衡が崩れた時
人は自らの狂気に酔い、快感を得て
狂気に任せた傷害を正当化してしまう。
正当化できる理由があれば
人は簡単に人を傷つけるのだろうナァ